硝子戸の中

フィクションダイアリー
『村上友哉の2013』収録曲解説(後編)



11『P.S.RIHO』牧瀬里穂(マキセリホ)/Miracle Love
元々、安田成美の『風の谷のナウシカ』がすごく好きで、はっぴぃえんどの黄金タッグが作ったあの楽曲の素晴らしさもありますが、宮崎駿監督がイメージガールに採用しといて、彼女の歌を聴いてテーマソングではなく、劇中では使用しないイメージソングへと降格させた、あのイノセントな歌声(世間では音痴のこと)も僕は大好きなんですね。あまちゃんの『潮騒のメモリー』の歌の設定がイノセント系元祖・沢口靖子の『潮騒の詩』から来ているんじゃないかという話聞いて、そんなイノセント系を掘り起こして見つけてきたのが牧瀬里穂さん。歌い出しの中島みゆきばりの恨み節から一転、突如原宿のバカ女子感満載のテンションへ移るあの感じ。時代性以外の言葉が見つかりません。




12『Head Wound City』Head Wound City(ヘッドワウンドシティ)/New Soak for an Empty Pocket(該当曲なし)
yeah yeah yeahs、the locust、the blood brothersのメンバーがやっているサイドプロジェクト的バンドで、知った瞬間聴かずに即amazonで購入。メンバーだけでヨダレもののラインナップなんですが、バンド自体はthe blood brothers直径のガチャガチャなカオスチックハードコア(カオス風/個人の見解ですが、恐らくこれはティックではありません)。6曲で10分未満のファスト感もたまらんし、ところどころに垣間見えるちょっとした知的な感じも好きです。ギターでゴリゴリなハードコアも好きですけど、こういうしたちょっと軽めな感じ、さよならパリスにも取り入れたいんですよね。僕もそこまで詳しい訳でないんですけど、全く馴染みのない方だと「ハードコアとかいまいち違いが分からん!」と思う方も多いと思います。例えばハードコアを『中学生の怒り方』という言葉に置き換えたとして、普段さよならパリスでやっているのようなものは、体育会系の部活に入ってる子が喧嘩で素手で殴り合ってるみたいな感じなんですが、このバンドのやっていることはクラスで普段静かなパソコンクラブの子が、突然立ち上がってカッターナイフを振り回してるみたいな感じのイメージがして、どっちが本当の意味でヤバイのかと言われるとやはり後者な気がするんですよね。





13『Pardon,My French』Chunk!,No Captain Chunk(チャンクノーキャプテンチャンク)/Haters Gonna Hate
今ポップパンク界隈で世界的に流行っているのが、ポップなグッドメロディにデス声を混ぜるイージーコアと言われるジャンルなんですが、four year strongからジワジワ来て、日本でその人気を決定付けたバンド。記憶する限り、一番最初に世に出たのはNew Found Gloryがやった手法だと思いますが、時代が進むに連れてデスの割合が増えていました。最初「こんなにメロディがいいんだから、デス声いらなくないかな。」と思いましたが、ないならないで淋しい気もします。新ジャンルの立役者がフランス出身というのも驚くべき点ですが、一番驚くべきなのはこのデス声とメロディはボーカル一人で使い分けていること。僕のガラスの喉ではきっと1曲も持ちません。しかし僕の中で『新しい音楽のジャンル』と『今年の流行色』と『女子アナの推定年収』という日本三大「それ、一体誰が決めてんの?」というのがあります。ほんとにあれ、誰が決めてるんですか?だってまともな神経な人ならば『イージーコア』なんて、容易(イージー)で芯(コア)のない名前つけないと思うんですよね。




14『Best Ways to Disappear』CANDY HEARTS(キャンディハーツ)/Miles And Interstates
ハードコアの名門BRIDGE NINE RECORDSの内にチャド(New Found Glory)がViolenty Happy RECORDSというレーベルを作り、そこの第一弾アーティスト。サビのカッティングというか、コードをワンフレーズずつで変えていく感じ、好きなんですよね。声もすごいいい。しかしキャッチコピーに「砂糖のように甘いパンクを帯びたインディーロックサウンドとアメリカで称されるほど」と記載があったんですが、このコメントにいちいち名前を掛けたPRをする感じ、僕には日本人の表現としか思えません。この「キャンディだけにね!」と耳元まで聞こえてきそうな言ったった感、なんとかなんないっすかねー。と思ったんですが、よく考えたらさっきノーチャンクのくだりでオチに同じ手法を使いました。反省しています。



15『おりおりおりょうり 初回生産限定盤』DJみそしるとMCごはん(ディージェイミソシルトエムシーゴハン)/趣旨説明(収録曲はオリジナルバージョン)
たまたま東京にいたので、シブカル祭を見に行って、名前だけ見て「この人たちなんなんだろ?group-inouみたいな感じなのかな。名前からして白と茶色の全身タイツか、もしくはただの企画ものの茶番か。」と思っているといきなり森ガールみたいな女の子が一人で出てきて、お料理の仕方をラップし始めました。さらに途中から妹が参加をして、実際に料理も作り出し、「なんだ、これ?!」と漁港(ライブ中にマグロの解体ショーが始まる)以来にライブを見て、度肝を抜かれました。みそはん(ファンはこう呼ぶらしい)からたまに出るBボーイ的なノリがたまらなくキュンとし、この曲はなんか泣けます。




16『OUTO』OUTO(オウト)/I LIKE COLA
日本のハードコアは数える程しか聴いたことがなかったので、さよならパリスの曲作りのため、パリさんと車で話していた時に「なんか僕でも聴けそうな日本のバンドありませんか?」と聞くと「最近、OUTOを聴いてる。」と言われ、早速聴かせてくれました。聴きながら世紀末を思わせる地を這うような歌声を聴き、「これ何言ってるんですか?」と聞くと「アイライクコーラ。コーラが好きだって言ってるみたい。」と言われ、楽曲も含め一瞬で好きになりました。結局、やっぱりユーモアがある人が好きです。意外に思われるかも知れませんが、この前のシングルのハードコアの歌詞はパリさんで、曲は僕が作りました。ああいうのもなんちゃってレベルなら作れます。これからはパリさんが作る曲も増えると思いますけど、ハートの何処かにアンチがある限り、僕もハードコアは作り続けたいですね。
※ジャケットなしのCD-Rは、パリさんから貰ったため。




17『Saves The Day』Saves the day(セイブスザデイ)/Remember
「まだやってたの?」という声がここまで聞こえてきそうですが、通算8枚目のアルバムが今年リリースされました。オリジナルメンバーはもうクリス(ボーカル)しか残ってません。stiff slack(名古屋のCD屋兼レーベル)に行った時に、見つけて手に持ってると新川さんに「Saves the dayの新譜がよくて、おっ、もう持ってるなんてさすがだねー。」と言われ、聴かせてくれました。最近の彼らは割と暗い印象があったんですが、いきなり超ピュアな胸キュンサウンドになり、summercampみたいでこれはこれで好きです。しかしほんとに新川さんみたいなUSインディの生き字引みたいな人が名古屋にいることが、どれだけ恵まれたことなのかとお店に行くたびに思いますね。新川さんの名古屋バンド界への貢献は、漫画界の手塚治虫先生の貢献に等しいでしょう。手塚先生がいたトキワ荘がなければ藤子不二雄先生や赤塚不二夫先生がいなかったように、stiff slackがなければ、cinema staffもclimb the mindも今のようなスタイルではなかったんじゃないかと思いますから。




18『New Young England』transit(トランジット)/New Young England
僕がよく見ているパンクの情報のサイトがあって、リリース情報、MV情報、来日公演情報と入り乱れて、ほぼ毎日更新されている中で、たまたま見つけたバンド。日本ではイマイチ人気がある感じがしませんが、本国ではtaking back sundayとツアーにまわってるくらいの人気者みたいです。彼らはマサチューセッツ州(州都がボストン)出身なんですが、ボストンハードコア(極悪の集団)という言葉があったり、ドロップキックマーフィーズが『フォーボストン』と歌ったり、ボストンはチームというか仲間意識が強い街の印象があります。この歌にもシンガロングパートがあるんですが、びっくりするくらいキーが低くて、聴いた瞬間、「低!」と思わず原曲のキーよりも高い声が出ました。でもそこがなんだかとても好きです。意味は分かりませんがこの曲を聴くと飲んでもないのに千鳥足で、口ずさみながら、広小路通りを歩きたくなります。




□□□□□

お忘れの方も多々いらっしゃると思いますが、
10/14(月祝)に行われた
『今池”遊覧”音楽祭-LOCAL DISPATCH-』
の来場者特典であります
『村上友哉が2013によく聴いた曲CD』をようやく作りました。
全19曲。
お待ち頂いた皆様の寛大さに感謝しつつ、
その寛大さに甘え、
このような4ヶ月後という
結果になってしまったことを
深く反省しております。
この日記の見方として、

『アルバム名もしくはシングル名』アーティスト名(アーティスト名仮名)/曲名

の順で書いてあります。
僕はたまに名前が読めないことがあって、
モヤモヤすることがあるので
アーティスト名にわざわざ仮名をふりました。
また曲名をクリックするとYouTubeに飛び、
その曲が聴けます。
なんとまあ時代もここまで来たんですね。
意外と几帳面なところもあるんで、
全部に書きましたよ、全部に。
去年ぎりぎり発売した曲から、
20年前の曲までの全19曲。
去年話題の曲から「なんだこれ?」まで、
選んだつもりですが、
見返してみると全体的にベタな曲が多いと思います。
やっぱり僕はアングラ思考のよく分からない曲より、
いいメロディのある普通の曲の方が好きなんでしょうね。
ちなみに
18曲の解説を読んで、
気がついた方もいるかもしれませんが、
全19曲の最後の曲である
1曲だけ僕が去年一番聴いた曲は
CDには入れましたが、
ここの解説リストからは外しました。
解説は
「せっかく頑張って書いたんだから、
みんなにも読んでほしい。」
と思ったんで載せましたけど、
全てここに書いてしまうのではなく、
1曲くらい会場に来てくれた方に
特別なものがあった方がいいと思ったんですね。
さて
村上友哉が去年一番聴いた曲は何だったのか、
それについては郵送されたCDに、
別で解説を同封してあります。
そちらでご確認下さい。
しかし
結構解説書くの大変だったんで、
ほんとこの中に1曲でもいいから、
思わずCDを買いたくなるような曲があるといいな。


旧年も色々とくだらない行事にお付き合い頂き、
ありがとうございました。
皆さんのおかげで、
僕の一人遊びが一人で終わらずに済みます。
あと最後に
多大な協力してくれた高津くん(ex シャビーボーイズ)、
本当にありがとう。
また音楽で遊ぼうね。



村上友哉



明日、照らす meets 大岡源一郎(lost in time)ライブ予定

3月15日(土)
東京/吉祥寺WARP
宮川企画
「マイセルフ,ユアセルフ」
出演
明日、照らす meets 大岡源一郎(LOST IN TIME)
竹原ピストル
chori
開場18:30/開演19:00
前売2500円/当日未定(共に1d別)

3月22日(土)
京都nano
「歓楽の大京都」
出演
明日、照らす meets 大岡源一郎(LOST IN TIME)
竹原ピストル  chori
開場18:30/開演19:00
前売2000円/当日2300(共に1d別)

3月30日(日)
今池HUCK FINN
「歓楽の大名古屋」
出演
明日、照らす meets 大岡源一郎(LOST IN TIME)
竹原ピストル 
chori
開場17:30/開演18:00
前売2000円/当日2300(共に1d別)


全公演メール予約可能

asstellus@gmail.com



| MBF250 | 00:32 | - | trackbacks(0) |
『村上友哉の2013』収録曲解説(前編)


1『CELEBRATION ROCK』Japandroids(ジャパンドロイズ)/The House That Heaven Built
今年、二番目にたくさん聴いたのは間違いなくこの曲。一日一回はチェックしているsmash(フジロック主催のイベント会社)のサイトで来日を知り、視聴したところ、サビ前で好きになり、曲が終わる頃にはタワレコへ向かっていました。大体、2ピースのバンドの曲は個人的な感想として、雰囲気と奇天烈なトラック(オケ)が重要視され、「なんかよく分からないけど、いい気がする。」みたいなバンドが多くて、単純に「メロディがいいな。」と思うことが少なかったんですが、グッドメロディと極上のギターリフ、ある意味2ピースの全てを兼ね揃えた曲だと思います。ライブに行った思い出は、ブライアン(Vo/Gt)が出番前にトイレで水を浴び自ら髪の毛をびしゃびしゃにしていたんですが、中盤でなぜか乾いてくるというNHK朝ドラの『あまちゃん』でいうところのリアル『見つけてこわそ』逆再生が印象的でした。




2『These Things Move in Threes』Mumm-ra(マムラ)/Out Of The Question
『(500)日のサマー』という映画があって、日本でも割と話題になった超スタイリッシュで若者向けのラブロマンスなんですが、the smithsやShe and Him(主演)と使用されている楽曲もまたよくて、そのサントラで知ったバンド。劇中どこで使用されていたか全く気がつきませんでしたが、あまりにいい曲だったので、そのままマムラだけ3回聴き、そのままAmazonでアルバムを買いました。今回は劇中の曲ではないんですけど、僕はこの曲を聴いて、元気な甘酸っぱさがイギリス人、イギリス人してなくてとてもいいなと思いました。




3『From Chaos to Order』implants(インプランツ)/Once Was I
さよならパリスのスタジオで、休憩してるとパリさんが「これ、インプランツって言って、今度来日するんだけど、すげーいいバンドなんだよ。」とYouTubeで聴かせてくれて一発で好きになったバンド。メンバーはstrung out、ten foot pole、pulleyという黄金期のエピタフ(レーベル)を支えた重鎮達で構成されています。イントロから反復するギターリフ、ギターミートのAメロ、コーラスの気持ち良いBメロ、イントロのフレーズを使ったサビ、ある種、僕がポップパンクに求める要素が全て入った曲と言っても過言ではないです。パリさんが推していたのは『Life Passes』というもっと爽快でストレートに楽しい曲なんですが、やっぱり僕は「好きだー!」みたいな曲より、「好きだーけど、なんで分かってくれないんだー!」みたいな曲が好きですね。歌詞の意味は分かりませんけどね。ちなみに僕はパリさんに火をつけられ、来日公演を見に行ったんですが、彼は「思ったよりチケット代が高い。」との理由で来ませんでした。




4『IF THESE STREETS COULD TALK』Just surrender(ジャストサレンダー)/Your Life and Mine
今はもうやってないんですが、BIG MOUTH JPNという海外のバンドをリリースする日本のレーベルがあって、今大体BOOK OFFで250円で買えるので見つけたら買います。これもレーベル買いをして、何気なく聴き、全体的に「きっと髪型がアシンメトリーな人たちがやってるバンドなんだろうな。」くらいにしか思わなかったんですが、この曲になった瞬間、「…!」と思いました。Aメロは寂しく切なげなリフから、サビで口ずさみたくなるようなメロディ。WARPED TOURでキッズが大合唱する光景が目に浮かびました。しかしYouTubeでライブを見ると予想通りキッズが合唱をしていましたが、メンバーに一人もアシンメトリーがいなくて、そこはびっくりしました。




5『All We Love We Leave Behind』CONVERGE(コンヴァージ)/Aimless Arrow
日本の政治にはよく裏切られますが、世界最高レベルハードコア・コンヴァージが僕を裏切ったことは一度もありません。今年出た3年ぶりの新譜『All We Love Levae Behind』は大名盤『Jane Doe』に並ぶ傑作。今までとは違い、ボーカルのエフェクトを排除し、生っぽさの中に混沌としたカオスを感じさせる辺りはまさに職人芸。ただ裏切られたことはないですが、大学生の時初めて行ったライブで、終演後ステージからオーディエンスに握手をしていて、人をかき分けて前に行ったのですが、ジェコブ(Vo)と目が合ったのに思いっきり無視されたことは一生忘れることはないでしょう。しかしあの時見たジェコブの冷たい目、多分本当に暗い過去を持っている人間にしかできない目つきでした。



6『恋するフォーチュンクッキー』AKB48(エーケービーフォーティーエイト)/恋するフォーチュンクッキー
別に誰かを推してるとか、秋元康が好きだとかそういうのじゃなくて、テレビかなんかで見て、単純に80年代の歌謡曲みたいですごくいい曲だと思いました。特に「恋するフォーチュンクッキー、未来はそんな悪くないよ」の「悪くないよ」の部分でキーが上がるのが、素晴らしいです。僕の考えとしてはアーティストがいい曲を歌い、人を喜ばせるのであれば、日本人だろうが、歌が下手だろうが、自分で作ってなかろうが、口パクだろうが、なんでもいいんです。だからフジテレビの「口パクの歌手はもう出さない。歌手は歌が上手いのが最低条件だ。」とかなんとか言ってるあのくだらない言い分が、僕はどうしても気に入らないんですよ。




7『Made of Bricks』kate nash(ケイトナッシュ)/mouthwash
メラニー・ロランの『恋する30000マイル』の主題歌。あまりにもいい曲で、映画を見ながらどうしてもタイトルが知りたくて、そのまま見ていたテレビのスピーカーにiPhoneのsoundhound(流れている曲を探してくれるアプリ)を当てて、見つけた曲。今年アルバムが出たんで来日して欲しいから買いました(売上も来日を左右します)が、突如bikini killやL7ばりの「私たち、女!万歳!」みたいな女至上主義テンションになってい、残念ながらほとんどいいと思う曲がありませんでした。やっぱりこのデビューアルバムが一番好きですね。しかしデビュー当時、田舎の女の子ノリがウリだったケイトナッシュが、何があったのか知りませんが突如「男になんか負けないわ。」とインタビューで語るほどのガチガチのパンクスになってしまい、その姿たるやまさに3年B組に毎年一人はクラスにいる前の席にいる元気なブスみたいなテンションで、応援していた男の一人として複雑な気持ちです。ちなみに最近のメラニー・ロランは、相手は非公開ですが結婚前に妊娠、身ごもりした安藤美姫パターンらしく、こちらも応援していた身として複雑な気持ちです。頑張れ、ソチ。




8『Dreams』the whitest boy alive(ザホワイテストボーイアライブ)/Burning
マクドナルドで用を足しているとどこからともなく聴こえてきた曲があまりにもいい曲で、すぐさまsoundhoundで曲を調べ、知った曲。スウェーデンのkings of convenienceのサイドバンドらしいです。部屋で聴いていると思わず加湿器でも焚きたくなるような、乾きに乾いた物悲しいペラペラな音に乗っかる歌がスミスみたいでいい。何度か聴いていると分かるんですが、このアルバムの素晴らしいところは、明らかにミスっているテイクをそのまま使っているところ。一発録り(同時録音)をしたのか、わざとなのか、どちらにしてもあからさまにキーがズレてたり、リズムがヨレてたりするのできっとアーティストの意向なんでしょうね。でもこの俳句でいう字余り的な感じというか、写真でいう手ぶれというか、わざと外すことで作りこまれた音楽には出せない頼りない切なさが出る気がします。ちなみに僕は気づかないんですが、明日、照らすのCDでも歌のキーがズレていたり、ギターのリズムがヨレてたりするところがあるらしく、残念ながらあれは本気でやってあれです。僕の場合、アーティストの意向ではありません。




9『Save Your Rock And Roll』fall out boy(フォールアウトボーイ)/young volcanoes
僕がSG(エレキギター)を使っているのは、やっぱり彼らの影響が強くて、ボーカルのパトリックとは同い年なんですけど、今だにただ憧れています。壮大なコーラスから始まり、それを切り裂くように現れた軽快なアコースティックギターがたまらなく気持ちいいです。突如の無期限活動休止からまさかの再結成、今年出たの4年ぶりのアルバムは賛否両論ありますが、セルアウト(売れ線になった)満載とは言え、僕はやっぱり好きですね。あなたが「あのバンド、売れ線になったから嫌い。」って言うなら、初めからそんな好きじゃなかったんですよ、きっと。




10『Goosefair』CHINE DRUM(チャイナドラム)/fall into place
柴山社長(ONE BY ONE)が仕事で東京に行った時、ユニオンがセールだったらしくて、「さよならパリスのシングルが出た記念に。」と3000円分の柴山セレクションをくれました。その中の一枚。哀愁のあるこのパンクロックは、face to faceの中期を彷彿とさせて、すごく好きでした。さすが柴山社長。分かってらっしゃる。尚、ばんの誕生日にも彼の大好きなminmiの柴山セレクションCDを何枚か貰っていて、帰り道、「いっぱい貰えてよかったね。」と言うと「これ、多分全部中古だから、そんなお金掛かってないよ。」と言われ、ここまでプレゼントのあげ甲斐がないやつもいないよなと思いました。

| MBF250 | 00:23 | - | trackbacks(0) |
MBF10 その3



『MIDTOWN/forget what you know』


今ではCOBRA STARSHIPの方が遥かに有名になってしまいましたが、
元々あっちは遊びで、
こっちがベースボーカル・ゲイヴのメインのバンドでした。
※MIDTOWNはトリプルボーカル
元々はドライブスルー出身。
確かに彼だけBボーイみたいな格好をしていたので、
他のメンバーと
温度差は若干ありましたが、
まさかいきなり
あんなクラブミュージックをやるとは、
いやはや何が起こるか分かりません。
メンバーは今では、
ドラムはレーベル(i surrender RECORDS/valencia,four year strong等を輩出)を始め、
ギターはSENSES FAILに入り、
みんなバラバラに活動しています。
ゲイヴがあそこまで
成功してしまったので、
MIDTOWN再結成はないと思いますね。
同じ様な事がSOMETHING CORPORATEからソロになり、
その上、
「難病を克服した奇跡のソングライター」
といういかにも
日本人好きそうなキャッチコピーを携え、
ある程度成功してしまった
jack's mannequinにも言えます。
マッキーやスピッツを日本語カバーし、
日本でだけ激売れた
ALLiSTERのスコット・マーフィーの件もあるので、
(再結成が)ないとは言い切れませんが、
ドライブスルーのバンドは
ドライブスルー以外の方が活躍するのが、
運命なのかも知れません。
ただたまにCOBRA STARSHIPのライブで、
ゲイヴがMIDTOWNの曲を歌うらしく、
それだけでも聴きに行きたいですよね。

このCDとの出会いは新潟でした。
7.8年前、
新潟に合宿で自動車免許を取りに来ていた僕は、
持ってきたCDに飽きていて、
部屋のウォークマンで
MIDTOWNの2ndを聴きながら、
「街に行って、
もしMIDTOWNの3rdアルバムがあったら買おう。
こんな田舎にある訳ないだろうけど。」
と空き時間で街に行き、
商店街の小さな古本屋の片隅で、
本当にこのCDを見つけました。
全部で棚にCDが50枚もなかったと思います。
ものすごい確率ですが、
なぜかたまにこういうことがあります。
値段を見ると輸入盤で1680円。
「普通に買うより高くねーか?」
と多少疑問に思いましたが、
自分に従う事にしました。

今作から方向転換し、
突如当時の主流だった
明るく楽しいパンクから、
一線を置いたダークでエモーショナルな
所謂エモになり、
ファンからも賛否両論ありました。
この後、
解散した流れを見ると
やはり批判の方が多かったのかも知れません。
(この、
2000年代のポップパンクが
「彼女が好きだ。」
「友達は大事だ。」
みたいな軽い内容から、
「生」「死」を連想されるような内容へ
一斉にシフトチェンジした
『みんな、何か嫌なことあったの?事件』
についてはまた別の機会に。)
僕も最初は、
「暗いし、あんまよくないな。」
と思いましたが、
やっぱり曲がいいので、
今ではたまに聴きたくなる暗さがある
いいアルバムだと思いますけどね。
このアルバムは
全体的に曲調が似ていますが、
その分、
意図的に入れられた
いろんな仕掛け、アイディアが楽しめるところも魅力です。
明日、照らす『mmhmm』で、
前半と後半が
同じ曲なのに全く違うニュアンスで、
最後に同じフレーズを反復するところは、
このアルバムの終わり方の影響です。
jimmy eat worldの『clarity』も同じ様な終わり方で、
それにあやかって
本来なら僕も『mmhmm』は、
15分くらいの大作にするつもりでした。
永遠に輪唱が続き、
徐々に曲が解体していくようなイメージですね。

「初の『ミニ』アルバムで、
何考えてんの?
全体の3/1がその曲て、
あり得ないでしょ?
売れてからやれよ、そういうの。」

ばんくんの一言で夢となりました。
今ではもう遥かに霞む夢です。



【柴山順次が好きになる可能性】
10%

【明日、照らすが15分の曲を収録する可能性】
2%
| MBF250 | 21:35 | - | trackbacks(0) |
MBF10 その2



『HOME GROWN/ KINGS OF POP』


高校生のある盆に
滋賀の婆ちゃんの家に行き、
帰りがけに大津のパルコに寄って、
帰り道に聴くCDを探していたところ、
ポップ付きで宣伝をしていて、
視聴してそのまま買いました。
彼等もドライブスルー。
アー写を見ると
メンバーにおもいっきり、
日系アメリカ人がいて、
当時はアメリカの音楽に
外見も求めていたので、
電車に乗り、
CDウォークマンで聴きながら、
「どうかボーカルじゃありません様に。」
と心の中でお願いしていましたが、
その願い虚しく彼ジョンもボーカルでした。
※ツインボーカル
一回聴くとものすごくリフが大味なので、
パッとした印象が薄かったりしますが、
聴けば聴くほど独特のパワーポップ感が癖になります。
解散後、
ジョンが始めたRED PANDAも
メンバーが2人中2人、
日系アメリカ人という事を除いては、
かなりいいバンドです。
(これは差別ではありません。
ブラックユーモアです。)

『ハイボールNO.8』で、
1番と2番の間にギターを空振りして、
太い音を出すみたいなことをやるんですが、
ハードコアやパンクからではなく、
確実に彼等の影響です。
「これ、誰がやってたのかな?」
とずっと忘れてましたが、
レコーディングした後、
気がつきました。
それくらい僕の中に根付いていたんでしょうね。

しかし
チケットまで買ったのに、
来日がキャンセルになった事、
彼等は忘れていても僕は一生忘れないでしょう。



【柴山順次が好きになる可能性】
50%

【「このHOME GROWNのアルバム見た事ない!」
と思ってはりきって手に取り、
邦楽のレゲエグループだった時のがっかり感】
はんぱじゃない
| MBF250 | 21:30 | - | trackbacks(0) |
MBF10 その1



※今回はDRIVE-THUR RECORDSだけでまとめます。
あと他に2枚あげたんですが、
勝手ながら省略させて頂きます。
(時間がない為。)


『the starting line/say it like you mean it』


この名前を聞くだけで、
胸がときめくくらい好きなバンド。
高校3年生の時、
ソールドアウトで
チケットはなかったんですが、
名古屋のクアトロに
NEW FOUND GLORY、
GOOD CHARLOTTEと共に来日していて、
とりあえず会場に彼女と行きました。
物販でTシャツを買ってから、
栄のパルコでメンバーに会えないか探していると
タワレコでボーカルのケニーに会い、
記念写真を撮りました。
誰か分かりませんでしたが、
その隣にいた外国人も
「メンバーだろう。」と
ついでに写真を撮ろうとすると
「オー!アイムマネージャー!」
と言われました。
しかし
流れで引けなくなり、
「オーケー、オーケー。
ディスイズメモリー、メモリー!」
と写真だけ撮りました。
僕とケニーは同い年で、
当時彼も18歳でした。
このアルバムを18歳で作った事実に
ただただ驚くばかりです。

現在は解散していますが、
このアルバムが出て10年を記念し、
今ちょうど再結成ツアーをしています。
日本に来い。
日本に来い。
てか
なんでベルギー行ってんの?
誰か伝えて下さい。


村上友哉がたまに聴きたくなるアルバム堂々の第5位。
僕の全てが詰まった名盤中の名盤です。


【柴山順次が好きになる可能性】
95%

【記念写真の後、彼女が言った一言】
「やっぱガイジンがいいな。」
| MBF250 | 21:25 | - | trackbacks(0) |
村上友哉的BOOKOFFで売っても10円にしかならない大名盤 柴山順次プレゼント編



この前、
夜中に何となく
今まで欲しいけど買えなかったCDを
ネットで探していた時、
「mineral(USエモのバンド)の日本盤、
廃盤でAmazonだと中古のくせに7000円越えるけど、
意外とタワレコとかに
在庫あるんじゃないのかな?」
と閃めいた。
海外バンドCDの日本盤事情は結構こういう事があり、
歴史的なCDは
何度でも再発されるけど、
普通のバンドのCDだと
発売される期間が短かったり、
生産される枚数が少ないので、
気がつくと廃盤で、
市場に定価の3倍くらいの値段で売られている事がしばしばある。
歌詞が読みたい派としては、
輸入盤で見つけても
「日本盤見つけたら、
また買う事になるもんなー。」
と結局買わずにいて、
mineralもそのままになっていた。
さっそく
探していると札幌のタワレコに一枚だけ見つける。
「…俺、天才!
ただ『店舗お取り置き』ってどういう事なんだろ?」

夜中だったけど、
気になると止まらないので、
元タワレコ社員である
柴山社長(ONE BY ONE)に電話。

「おーどうしたの?」

「すいません、夜分に。」

「いいよ、いいよ。
でどうしたの?」

「いや、
前々から欲しかったmineralの日本盤、
さっきネットで見てたら、
札幌のタワレコにあったんですよ。
で買おうと思ったら、
お取り置きしか選択できなくて。
送ってもらったり、
店舗間で取り寄せたりできないんですか?」

「あー、そういうことか。
あれ実はね、
タワレコは店舗ごとに
CDの管理がかなり厳しくされていて、
個人間や店舗間では
郵送も取り寄せもできないんだよ。
変な話なんだけどね。」

「えっ、そうなんですか!
CDがあるのが分かってて、
お金も払うのに
買えないとかあり得ないすよね。
ヤフオクで待つしかないのかなー。」

「ごめんねー。
とりあえず一回、
奥さん(タワレコ)に聞いてみるよ。
何か方法あるかもしれないし…

…ん?

おい!
アハハハー!
ともや、奇跡が起きた!」

「えっ、どうしたんですか?」

「俺、mineral、2枚持ってるわ!」

「…えっー!!
な、なんで!?」

「1枚自分で買って、
1枚FABTONE RECORDS(日本の販売元)の仲良かった人に
貰ったの忘れてた。
あげるよ!」

「いや、悪いですよ!」

「いいよ、あげるよ!」

「…んじゃ僕も何かあげます。
ありがとうございます!!
僕、
ONE BY ONE RECORDSで良かったです。」


この前のインストアライブの時にちゃんと貰って、
僕は変わりに
『村上友哉が
歌詞を読むために
日本盤を買い直して、
不必要になった
多分BOOK OFFで買取価格10円くらいだろう
輸入盤CD(以下MBF10)』
をワンマンの時にまとめてあげた。
ほんとに
「俺は廃盤のレアCDで、
お前はいらなくなったCDて、
何考えてんの?
あとお前、
レーベル入ってよかったて言うの
こういう時だけじゃない?」
と社長がキレなくてよかった。
持つべき者は音楽好きで、
お人好しな代表者です。
でも
全部本当に大好きなCDだったので、
今回はそのCDとの思い出と解説を書こうと思う。
これもいちよお礼のオプション。

ほら、
あの一部の人だけ異常に支持されただけで、
何の実りもなかった
社長が好きなやつやりますよ、
明日。

だからこれで勘弁して下さい。




写真・この写メを見せると
一風堂金山店、替え玉無料です。
(2013/2月末まで。本当。)
| MBF250 | 20:20 | - | trackbacks(0) |
MBF250 洋楽入門編まとめ



こんな感じです。
いかがだったでしょうか?
またMBF250をやるとしたら、
次回は
高校生の頃大好きだったレーベル・DRIVE-THRU RECORDS編、
250円で買えるハードコア編、
「これ何となく買って、
今だに何なのかよく分からないけど、
すげーいい!」編など、
入門編とは
違う形でやろうと思います。
これ、
一気に載せましたけど、
実は書くのに一週間くらい掛りました。
1.2枚で終わるくらいなら、
やらない方がいいと思ったんで、
書けるかどうか一回試してみたんですよね。
書けてるのか分かりませんけど。

僕はよく好きで、
ディスクガイド本
(CD版ミシュランガイドブックみたいなやつ)を
本屋で立ち読みしたり、
古本屋で買ったりして読みます。
読んでいて、
「これ、良さそうだなー。」
と興味が惹かれたものを
メモしたり、
その場でAmazonで見たりするんですが、
見つけても
大体1000円以上して、
「あんまり良くなかったら、
凹むからやめとこう。」
と思ってやめてしまいます。
「安いじゃん!
つか
お前のバンドのCD、
2000円もすんじゃん!」
と思われるかもしれないですが、
異常なまでに
沢山CDが欲しいので、
一枚1000円は結構冒険です。
そうこうしているうちに
僕は
BOOK OFF 250円コーナーに辿り着きました。
あそこは宝の山です。
最近はちゃんと探せば、
HARD OFFの方が掘り出し物がある事が
分かってきたので、
よく一人で指先を真っ黒にしながら、
ジャンクコーナーを漁っています。

実際、
250円でCDを買う行為は、
音楽の価値を下げる行為かもしれません。
音楽をやっている人間が
それを推奨するなんて、
関係者からすると
「こいつはバカか?」
と思われるかも知れませんし、
おっしゃる通りだとも思います。

でも
それと同じ位、
新しい音楽に身近に手頃に出会える
素晴らしい機会だとも
僕は思います。
ここで言いたかった事は、
250円で売られているCDにも
色んな物が
沢山詰まっているという事です。
CDの価値は、
絶対に値段だけじゃありません。
大切な事は
きっとその一枚に対する
思い出と思い入れです。
青臭い話ですが、
そう信じています。


このブログが
あなたの思い出と思い入れの沢山詰まった新しいCDと、
さらなる出会う機会となる事を願って。



※明日、照らすレコーディングクルーの皆様
&ゲストプレイヤーの皆様へ

「お前、
こんな事してていいの?
そんな暇あんの?」
と思われてると思いますが、
ちゃんと練習してます。
これ、
たまに適当に書いてただけで、
練習を全力でやってますから。
ほんの息抜きです。
ほんとです。
信じて下さい。
さっきもテレビ見ながら、
練習してました。

しかし早いもので、
もう間もなく第一陣の本番が始まりますね。
よろしくお願いします。
みんなが
ちゃんと受けとってくれる様に、
沢山沢山思いを詰め込みましょうね。
僕達にどうか力を貸して下さい。
| MBF250 | 23:43 | - | trackbacks(0) |
MBF250 その5



『A REALLY BIG MOUTH vol.1 /V.A』

僕が高校生の頃、
今回のある意味テーマである
ポップパンクブーム絶頂期で、
SUM41、
NEW FOUND GLORY、
BLINK182系のバンドが
日本でも次々とデビューして、
来日もかなり充実していました。
そうなると
「という事は
海外のポップパンクを
大手より先に日本での原盤権を獲得して、
販売したら儲かるんじゃないか!?
来日させたら人気出るんじゃないか!?」
と思ったのか、
もっと純粋な気持ちだったのか、
分かりませんが、
突如、
沢山の日本のインディーレーベルが
海外のポップパンクバンドを
日本盤リリースするという流れが生まれました。
僕も
大手よりコストが掛からない分、
値段も1000円くらい安かったので、
よく買いました。
そして
その筆頭というか
その中でもっとも成功したのが、
BIG MOUTH JPNだと思います。
他のレーベルに比べて、
先見の明があったというか、
実際に
のちに世界でバカ売れする
バンドもよく取り扱っていて、
fall out boy、
yellowcard、
panic!at the disco、
Lifetime、
MC Lars、
Gym Class Heroes、
The Academy Is...、
Brand New、
Strike Anywhere、
paramore、
RUFIO、
less than jakeなど、
今考えてもよくもまあこんなすごいバンドを
まとめて同じところが販売していたな
と感心します。
元々売れてたバンドもありましたけどね。
やっぱり一番大きかったのは、
Fueled by Ramen(less than jakeドラムのレーベル)に
目を付けた事が早かった事でしょう。
sky records(nicotineのレーベル)も
人気絶頂時のdrive-thru recordsと
提携したまでは良かったんですが、
売れてるバンドの権利を買って、
そのまま売っただけで、
イマイチのびしろがなく、
BIG MOUTHほどのブレイクはなかった気がします。

そんな中から、
今回はBIG MOUTH JPNのV.A(オムニバス)を。
日米カナダと国は問わず
BIG MOUTHに
関連のあるバンドをごっちゃごっちゃにしていますが、
普通に名盤です。
現在THE LOCAL ARTも
なんと
ここではSHAMPOO HATとして、
しかも
英語詩で名を連ねています。

ただBIG MOUTH JPNは、
なぜかライナーノーツも
日本語訳も
日本盤のくせに入ってないんですよね。
(後期は入ってたかも…。)
その代わり
輸入盤よりも
なぜか200円くらい安くて、
エンハンスドCD
(最近は見なくなりましたが、
10年前のCDは
パソコンに入れると
PVだったり、
ライブ映像だったりが見れるようになってました。)
だったりと、
輸入盤を買った後に
BIG MOUTHで再発されると
よく損した気になりました。
(基本的に輸入盤が出た後、
日本盤が出る事が多かった為。)

ただ
このアルバムのおかげで、
「つかこのバンド名の後に、
()して書いてある名前はなんだ?」
と初めてレーベルというものに触れるきっかけになり、
「あー、
いつか僕もレーベルに入りたい。」
とよく分かりもしないのに
胸を熱くしていました。
そんな僕も現在、
めでたくONE BY ONE RECORDSに所属。
いちよ夢は叶いましたが、
思ってたのとだいぶ違いました。

このアルバムは
現在は廃番で、
発売されていた期間も短かったので、
なかなかお目にかかれないかもしれませんが、
見つけたら必ず手に入れましょう。
ただ
思ってたのとだいぶ違ったらすいません。



【BOOK OFFに250円である確率】
5%

【ONE BY ONE RECORDSの新商品】
メッシュキャップ2500円(税込)
| MBF250 | 22:35 | - | trackbacks(0) |
MBF250 その4



『Ever Passing Moment/MXPX』

この前、
山内さん(climb the mind)と話していて、
「最近何、聴いてるんすかー?」
と聞くと
いつもの様に
一般的には知名度が低いのに、
AMAZONではプレミア付いてる様なバンドが
出てくると思いきや、
「あー最近はMXPXの1st(『Polkinatcha』)だね。
あれは神だよ。
キャラクターのジャケのやつ。」
と言われ、
拍子抜けしました。
普段の彼の趣味は
250円コーナーにありませんが、
これならあります。
ただ音が中途半端に悪いし、
完全なハードコアなので、
初めて洋楽を聴く方には
オススメはできません。
もし
「climb the mind好きだし、
山内さんが聴いてるなら聴きたい!」
と意気込んで聴いて、
「…良さが全く分からん!」
と思われても、
山内さんは音楽を聴き過ぎて、
普通の人と聴き方が違うだけなので
気にしないで下さい。

個人的にはMXPXでなら、
やはり『Ever Passing Moment』か『Before Everything & After』でしょう。
この2作が一番メロディが熟している感じがします。
多分普通のMXPXファンは、
確実に初期のtooth & nail(インディーズレーベル)時代を推すので、
きっと違うセレクトです。
今回は迷いましたが、
日本のCMでも使われた
『THE BROKEN BORNS』、
ライブの定番『My Life Story』、
名曲『Two Whole Years』
の入った『Ever Passing Moment』を。
MXPXの曲には
スピードやストップアンドゴーで
誤魔化した
流行り廃りのある
ポップパンクではなく、
言葉が分からなくても伝わる
歌心があります。

言葉が分からなくてもで
思い出したのですが、
『Before Everything & After』のジャパンツアーを
ばんくんと見に行きました。
二人ともMXPXは大好きだったので、
ライブ後は
外で彼等のCDを持って出待ちをしました。
ばんくんは当時、
塾の英語教師のアルバイトをしていて、
「ばんがいるから
いつもとは違って、
ちょっとは会話できるかなー。」
と楽しみにしていましたが、
彼はメンバーが出てくるなり、
その中へ飛び込んで行き、
「サイン!サイン!」
とCDを突き出して言うだけで、
その光景から知性のカケラも感じませんでした。
帰り道、
「あれさ、
見てて思ったんだけど、
海外ではサインじゃなくて
オートグラフって言うんじゃないの?」
と聞くと
「通じたから何でもいいんだ。」
と言われ、
彼の生徒の事が心配になったことを
昨日の事のように今でも思い出します。


しかし
出だしはこうやって
一緒だったはずなんですが、
ばんくんは最近何を聴いてるんでしょうか?
この頃、
彼と音楽の話をしても話題が
『少女時代』ばかりなので、
話す気がなくなります。
そんなにいいのなら
聴いてみようと思います。
ただ今ではなく、
彼女達がBF250の棚を埋め尽くす
遠くない未来の日にですけどね。


【BOOK OFFに250円である確率】
30%


【村上友哉と伴典の偏差値の差】
20越え
| MBF250 | 21:57 | - | trackbacks(0) |
MBF250 その3



『AMERICAN HI-FI/AMERICAN HI-FI』

この前の企画でライブ後に着ていたTシャツのバンド。
わざわざヤフオクで二ヶ月前くらいに買いました。
確かデビューは僕が高校1年くらいなので、
10年前くらいになると思います。
高校生の時、
僕のケータイの着メロは
このアルバムの『Flavor Of The Weak』を
ダウンロードして使っていました。
ダウンロードと言っても
当時はケータイの着メロも
そこまで発達していなかったので、
着メロは電話して
ケータイ会社が運営する公式サイトから
毎月更新される20曲位の中で
電話でダウンロードするか、
自分で作るしかなかったです。
そんな数限られた中に食い込んだんですから、
今思うと相当人気があったんでしょう。
それを裏付ける様に
2ndアルバム『THE ART OF LOSING』
が出る前に来日記念盤として、
日本限定のライブアルバムが出ました。

このバンドは曲自体は
爽やかですごく好きなんですけど、
『THE ART OF LOSING』ののちは、
ハードロックっぽい感じになり、
聴くのをやめました。
それまではジャケットやロゴも
おしゃれでかっこよかったのに、
この辺から
「うーん?」となります。
メンバーが辞めた事も関係してるんでしょうか?

あと
このバンドの特徴としては、
明日、照らすをやっている人間が
人の事言えませんが、
「あれ、
この曲前も聴いた事ないっけ?」
と思う位、
曲が雰囲気が物凄い似ています。
『Flavor Of The Weak(AMERICAN HI-FI)』と
『The Break Up Song(THE ART OF LOSING)』なんて、
「サビのメロディ似てるんだから、
せめてフレーズ変えようよ。」
とツッコミたくなります。
まあ両方、
大好きなんですけどね。

とりあえず
このAMERICAN HI-FIや
attention:(明日、照らすが唯一共演した海外のバンド)
もそうですが、
元ドラマーがギターボーカルになると
「FOO FIGHTERS好きにオススメ」
というコピーはやめるべきでしょう。
250円ならこのアルバムは、
全国民にオススメです。



【BOOK OFFに250円である確率】
70%

【ヤフオクでのTシャツの価格】
1000円
| MBF250 | 20:44 | - | trackbacks(0) |
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