硝子戸の中

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【硝子戸の中に】32.y。さま
1000回記念、おめでとうございますっ!!!
そして、いつもありがとうございます。
1000回も更新できるような素敵なネタになる毎日と。
登場する素敵な家族や、お友達に囲まれて生活している友哉さんは。
やっぱり素敵。
愚痴やマイナスな発言がなくって、読んでる人までもがホッと癒される。
そんな、日記ですよね。
本当に大好きですよー。
質問…は、〕Ш箸気鵑涼罎悩任睛グ未弊戸的欲求は何ですか?
記憶力が凄そうなのでその秘訣を教えて下さい!です。
ちなみに、アタシの中の優位な生理的欲求は睡眠です。
他の事は何かをしながらできるけど、睡眠は何かと一緒にはできないし。
夢が見れるっていう特典付きだからね。
2つめの質問は、ぜひ今後の参考にしたいです。

それでは…
2000回も3000回もお祝いしたいです。
これからも、ネタになるような素敵な毎日をお過ごし下さいね!笑。

もしも書籍化されたら。観賞用と保存用と買って。
いつも持ち歩いて、寝る時には枕の下に置いたりして。
ブックカバーはしませんよ!何読んでるの?って聞かれたいじゃないですか!
好きな回に付箋とかつけて。
何ページのアレとかって話せるまで読み倒しますね!
楽しみーっ!!!


y。


□□□□□□□□□□


y。さま

お世話になります。村上です。

とうとう最終のご質問になりました。
しかし今回はコメントを頂いてから一週間くらいで、
皆様にご返信ができているので
ほっとしています。

普段より日記をお楽しみ頂き、
ありがとうございます。
僕が高校生くらいの時に
憧れていたのは、
大槻ケンヂさんと中島らもさんで
このお二方に憧れた理由は、
多々あるのですが
1番はやはり
自分の生活を面白く表現できる人という点でした。
自分の何気ない日常を面白おかしく書き、
その文章でお金を作り、
また自分の日常を続ける。
この極限の自給自足生活の結晶である
彼らのエッセイが僕の考え方を形成し、
言葉の面白さを教えてくれました。
そんな僕が
コツコツと始めたこの日記で、
自給自足とまでは言いませんが、
こうやって人から面白がって頂き、
嬉しく思います。

さて早速ご質問に入らせて頂くと
1番の生理的欲求は何か?
とのご質問ですが、
こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、
全ててです。
寝たい時にどこでも寝たいし、
食べたい時にお金もカロリーも気にせず食べたいし、
村上家の血筋を絶やさないように
子孫も繁栄させたい。
最後の回答だけ
ものすごく言い方を選びましたが、
ただ全てにおいて
人が嫌な思いをしたり、
のちのち誰かを傷つけてまでしたいとは思ってません。
上記2つは自分で決められますが、
子孫繁栄については個人では決められませんからね。
だからAVが好きなんだと思います。

大学卒業間際の話ですが、
卒業パーティーの実行委員に
ゼミのくじ引きでなってしまい、
学食のマクドナルドで
集まって打ち合わせをしていた事がありました。
男女半々の10人くらいの人数という
あの学科にはあまりない組み合わせでしたが、
もう卒業も見えているので、
「これで最後」だという気持ちもあったのでしょう
かなり打ち解けた空気で
打ち合わせも早々に切り上げ、
みんなで話をしていました。
これから将来の話、
大学時代の思い出の話、
恋人の話。
本当に和気藹々としていて、
「これが1年生だったら良かったのになあ。
なんで今更なんだろうな。」
とある意味、
初めて大学を卒業する事が
寂しいと思いました。
そんな中、
とある女性が僕に尋ねてきました。

「前から聞いてみたかったんだけど…。」

「何?」

「村上くんって変態なの?」

「…えっ!!」

耳を疑いました。
「彼女いるの?
今好きな人いるの?
今日予定はあるの?」と
そんな淡い期待さえあったからです。
まさかの真逆のベクトルの言葉が出てきました。
「えっ、何かしたっけ?
気付いてないだけで、
たまに下半身出てたのか?」
色々と想像を巡らせていましたが、
分からなかったので
彼女に話を聞いてみると
「AVがすごい好きだって聞いて。」
と言われ、
安心したのと同時に
「それって変態なのか?」
と思いました。

「なんだそんなことか、
こんな事人前でいう話じゃないけど、
AV好きだよ。」

「えー、ははは、
やっぱり変態じゃん!」

「ちょっと待って、
絶対に変態ではない!」

「だって好きってね。
そういうことじゃんね。」

「いやいや、
なんて言ったら伝わるか分からないけど、
俺からするとみんながドライ過ぎるんだよ。」

「ドライ?」

「だってさ、
俺からすると女性の裸を見るって言うのは、
男女間において最終形態だと思ってて。」

「最終形態?」

「だから、
あなたが誰かと付き合ったとして、
何か色々あるじゃん、
手繋ぐとか、
そっから先は省略するけど、
色々経て、
まあそういう大人の一線越えますか?
みたいになるじゃんね、多分。」

「多分て。」

「それって、
つまり裸を見せるって
もう究極の愛情表現だと思うわけよ。
男の考え方かもしれないけど、
全て見せるって最後の砦っていうか、
逃げ場のない姿っていうか。」

「うーん、そうなのかな?」

「これは個人の話だから、気にしないで。
つまりこの話からすると
AVっていきなり究極の愛情表現から始まるじゃんね。」

「まあね。」

「それを見せつけられて、
会いたいとか話したいとか、
「家族構成どうなってんのかな?」
とか思わないで、
「AV?は?子供か。」みたいな
何とも思わない人が
俺からすると信じられないね。」


ここまで読んだ感想は
皆様の心の中に留めておいて下さい。
おそらくドン引きだと思いますし、
あの場は
「やっぱ変態じゃん!」
と言われてどうにか笑いに変わりましたが、
活字にした今、
「俺は狂っていたんだな。」
と読んで思いました。
ただ狂っていたのは、
「女の子の前でAV論を語った。」
というところであって、
言ってる事自体は間違っていないと今でも思います。
あの後、
「でもさ、
風俗に浪費したり、
浮気したりしないで、
ここで止まってる訳だから、
可愛いもんだと思うけどな。」
と言うと
女性陣は
「それは一理ある。」
と言いながら頷いていました。

しかしいつも思うのは、
こういう事は異常なまでの
記憶力を発揮するのですが、
肝心の大学の授業の事や内容は
ほとんど覚えていません。
記憶力はいい方だと思っていますが、
そういう意味では
僕の記憶力は社会には
必要のない記憶力なんだと思います。
つまり記憶力の秘訣については、
きっとご参考にはなりません。

高校生の頃、
中島らもさんや大槻ケンヂさんのエッセイを読みながら、
「過去の出来事を
こんな細部まで覚えてるなんて、
この人たちの記憶力は異常じゃないか?
エッセイには記憶力が必要なんだろうか。」
と思い、
「暗記とか苦手だから無理だー!」
と残念に思っていました。
しかし不思議なもので
自分の身に起きた出来事だけは、
意外と相手が忘れてしまったような事まで、
今の今まで覚えています。

もしこの記憶力の秘訣があるとするならば、
忘れたくないという気持ちだけなのかもしれません。
好きな人と過ごした楽しかった時間や
苦しんだり悲しんだりした出来事の一つ一つを忘れたくなかった。
それは今の僕を作ってくれた体の一部です。
大げさに言ってしまうのであれば、
生きてきた証です。
生きてきた証を忘れてしまうことは、
生きていても
死んでいる事と同じかもしれません。
映画『メメント』で
10分しか記憶を残せない男が、
何か出来事が起こる度に
一つ一つを自身の体に書き残していくのと同じで、
僕も曲やこの日記の中で、
一つ一つを書き残してきました。
それによって僕だけの出来事ではなく、
皆様と共有ができる。
過去に囚われて生きていくような
このスタイルが正しい生き方だとは言い切れませんが、
皆様に楽しんで頂けているのであれば、
何も不満もありません。


コメントありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。




村上
| 質問ブログ | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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