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『I LOVE YOU TILL I DIE』発売記念 質問ブログ回答編(完全版)15.ざわさま
村上さん、初めましてこんばんは。

このブログが更新されることは自分の中で「仕事が終わって家に帰ったら母親の気まぐれで買ってきたちょっといいとこのプリンが冷蔵庫に入ってた」みたいな嬉しさがあって、新しい記事を読めた日は少しスペシャルな気分で眠りにつくことが出来ます。
村上さんの文や詞には胸にこう、グッと刺さるものがあって、気に入ったブログの記事は繰り返し読み返したりもします。

自分が明日、照らすを知ったのはちょうどサードアルバム「あなた」が発売された頃です。しばらくは繰り返し聴いていましたが、「素晴らしい日々」「それから」等明日、照らすの過去アルバムやさよなら三角などにも手を出し、今ちょうどさよならパリスの「I LOVE YOU TILL I DIE」を聴き終えた勢いでこのコメントを書いています。
「メリールウ」「大人になんかならないでね」 「豪徳寺の街に霜が降るのだ」「かっとばせ!ロケットランチャー」等がお気に入りです。

ここ数年、自分が読解力や理解力に乏しいなぁと思うことが増えてきて、面白いドラマや心揺さぶられる音楽に出会っても「すきだなぁ」だけで終わってしまう事が多く、非常にもったいないと感じています。
そこで質問なのですが、村上さんが観たドラマ、映画や聴いた音楽等を自分の中に消化するためにしていることはなにかありますか?もしあれば教えて下さい。よろしくお願いします。

未だタイミングが合わずライブに行けたときはありませんが、いつの日かライブ会場でお会いできればと思っております。これからも応援しています。


| ざわ | 2016/08/22 10:34 PM |




ざわさま

お世話になります。村上です。

気がつけば一カ月以上の時間が流れ、
大変申し訳なく思っております。

『あなた』から入り、
村上関連の過去の作品を遡って、
さよならパリス『I LOVE YOU TILL I DIE』
ご購入ありがとうございます。
これは本当に嫌味ではなく、
感謝の気持ちとしてお読み頂きたいのですが、
母親の気まぐれプリン並みに喜んで頂けるほど
僕の動向を気にして頂いている
ざわさまがお会いしたことがない方と聞いて、
少し驚いています。
勝手な話ですが、
僕関連の作品や文章を楽しんで頂いている方は、
基本的にはお会いしたことがある方だとばかり思っている節がありました。
しかし
ざわさまはお会いしたことがなくても
純粋に一作品として音楽を楽しみに
また
純粋に一作品として文章を楽しみにして頂き、
ちゃんと愛情を持って、
僕の、僕たちの動向を気にしてくれている。
本当に感謝が尽きません。
このお答えが母親のプリンになれるかどうか分かりませんが、
可能な限り
本日もスペシャルな眠りへと誘えますよう
精一杯書かせて頂きます。

僕も音楽も含め
映画や本またはドラマや漫画などの
生きていく上では特に必要がない
衣食住以外のカルチャーが好きで、
よく1人で見聞きすることが多いのですが、
はっきり言ってほとんど覚えていません。
映画だったら年間100本、
本だと最低月2冊くらいのペースで
何となく観たりはしているのですが、
リアルに半分以上は覚えていないのです。
先日も次回のさよならパリスMVのイメージを蓄える為、
ホラー映画を何作か借りてみた際、
ある作品を観ていた時に
違和感がありました。
窓の外を見ながら、
血だらけの女の姿のフラッシュバック。
「…多分、これ前に観たことあるな。」
しかし
観たことが分かっていても
断片的な映像が頭の中に残っているだけで、
ストーリーが全く思い出せません。
どうせ覚えてないのですから、
そのまま見続ければ良かったんですが、
冒頭10分で観るのを辞めました。
結局、
僕が一回自分の中に入れて、
半分以上が出て行ってしまった作品なので、
また入れても
知らない間に出て行ってしまう気がしたからです。

僕の中に記憶として残っている作品は、
信じられないくらい面白かったか、
もしくは
信じられないくらい面白くなかったのどちらかで、
あまり普通くらいに面白いはない気が致します。
もちろん
僕に突出した感性があり、
作品の良し悪しを選ぶ才能があるとも
作品をこき下ろし
優越感に浸りたい訳でもありませんので、
ここで指す面白い、
面白くないは本当に個人的なもので、
作品が優れているか、
優れていないかの話ではなく、
僕の肌にたまたま合ったかどうかだけの話です。

映画やドラマを観た時に好きだなと思った時、
特典映像にメイキングがあれば特典映像を観てみて、
その作品についての評論や
他の人の感想がネットにあがっていたら読んでみて、
本があれば買ってみて、
そんなことをして、
「ああ、こんな見方もあったんだなあ。」
「あのシーンはそんな意図があったのか!」
と好きな作品の好き度を高めるようにしています。
『嫌いな人からも好かれるような努力をする時間があるなら、
好きな人にもっと好きになってもらうように
自分を磨く努力をする時間を作る。』
結局、
人も作品も同じなんでしょうね。
というか勝手なイメージですが、
こういう言い回し、
ざわさまにプリンを買ってきてくれる
お母様は言わないと思いますが、
お昼の番組のお悩み相談のコーナーで
カリスマ主婦タレントがよく言いそうですよね。
RIKACOさんとか特に。
さっきふと書いていた時、
この世に存在するのか分かりませんが、
週刊誌くらいの厚さの
『RIKACO Styles』みたいな本の中で
『RIKACO 的愛され女になる秘訣 10』
みたいなコーナーがあったら、
冒頭か最後にこんな言葉で締めくくられている映像が
勝手に頭の中で浮かびました。
話がいきなり外れて、
申し訳ございません。
とりあえず
こんなことを言ってしまうと
身も蓋もないのですが、
ざわさまの今手元に残っているものを大切にしていらっしゃれば、
他はあまり気にされなくていい気が致します。

そんなざわさまの手元に残っているもの、
そう、
村上関連の作品です。
RIKACO Styleではありません。
もしそんなものを持っていたら、
今すぐ捨てて下さい。
「お前、
ごちゃごちゃ言ってるけど離婚してんじゃねーかよ。」
の一言です。
皆まで言わずともでした。
今後とも村上に変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致しますね。


コメント、ありがとうございました。

いつかお会いできる日を楽しみにしております。




村上
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