硝子戸の中

フィクションダイアリー
<< STAY CRAZY/FOREVER LOVE final『エド・ウッド』 | main | 弾き語りライブ予定 6月 >>
THE BOYS OF SUMMER
明日、照らす
ニューアルバムレコーディング日誌
20190424



今日は柴山社長(ONE BY ONE)との打ち合わせだった。
今池のガストに集まり、
これからのこと、
これまでのことを清算する話し合い。
ばんはギリギリになって結局来なかった。
忘れてるのか、
覚えていて
そんなに楽しい話にはなるはずもないので
来たくないのか、
理由は分からないし、
分からなくもないが、
結局そういうとこは
僕がやらなきゃダメなんだろうなと思った。

今年の3月に
「年内にフルアルバムを出そう」
と社長と電話やメールでのやりとりはしていたけど、
会うのは久々で第一声なんて声を掛けていいか分からなかった。
社長もそんな感じで、
「どのタイミングで辞めてんだよ!」
と言われるだろう感じも正直想定はしてただろうけど、
「結局、どうします?」
と開口一番で淡々と話し出した僕を見て、
多少は面食らったんじゃないかな。
努めて冷静に話そうと思ってたし。
アルバムを出すことが決まってから、
社長と話していく中で
ある日突然「やっぱ無理だ。」と連絡が来て、
来る時が来たなと思ったのが
最初の個人的な感想だった。
あの人はノーが言えないタイプだから、
ギリギリまで言えなかったんだろうなと思う。
別に今となっては無責任だとは思わない。
今回の件に関しては
誰が悪いとかではなく、
お互い友達から全てを始めて、
友達のままで来てしまった部分と
友達のままではもうどうしようもない部分と
大人になれなかったことと
大人になってしまったことと
なんかそんなような事が理由なんじゃないかなと思う。
『あなた』が出て6年、
社長も家を買い、
子供も産まれて、
会社に所属していた
2YOU MAGAZINEを個人事業主で始めるにあたり、
本当に笑い事じゃ済まないレベルの
自他共に本当の社長になってしまって、
正直、
レーベルどころじゃないよなという気持ちは分かる。
単純にこれ以上は他ごとに時間やお金を掛けられない。
ただあの人も未練はあって、
多分
「もう一回だけやりましょうよ。」
と押したらいけるだろうなとは思ったけど、
もうこれ以上は付き合わせられないなと思って言えなかった。
続けるのもしんどいし、
やめるのもしんどいし、
どっち選んでもしんどいなら、
ここで辞めさせてあげるのが友達としての優しさな気がする。

そんな話をしながら
「この前、
明日、照らすのレコーディングに
てんこさん(Quatrefoil Records)がレコーディングの写真をあげていて、
自分で辞めるって言ったくせに
それを観た時、
こんな、
こんな気持ちになるなんて思いもしなかった。」
といきなり目の前で周りの目もはばからず泣き出して、
僕もどうしていいのか分からなかった。
周りから見たら
今なんかドラマとかで同性愛流行ってるし、
別れ話を切り出しているかのよう見えただろうな。
例えば僕もバンドを辞めて、
ばんが誰かとバンドを始めて、
そんな写真を観たら同じような気持ちになるんだろうか。
きっと20代前半から
今まで家族や恋人よりも
苦楽を共に濃く長く過ごした誰が
自分とは違う新しい誰かと
同じような経験をしていくことを思うと
なんか急にひとりぼっちで置いてかれてる
みたいに思うだろうね。
さよならだけが人生だ。
つまりそういうこと。
そういうのの積み重ねで今まで来たし、
これからもそうやっていくんだろうし。

別れ際、
「俺、
「あの時ONE BY ONE辞めて良かったです。」
って言えるように頑張りますから、
引き継ぎだけで
あとのことは何にも気にしないでください。
だから社長も
「あの時、
友哉に偉そうな事言われたけど、
ちゃんとここまでなれたよ。」
って言われる日を待ってます。」
と最後にまた偉そうな事を言って別れた。

これで踏ん切りがついたから、次にいける。
レーベルは探すのか、
別に最後は自分でやればいい。
そうやって今までやってきたし、
これからもそうやっていこうと思ってるし。
まずはレコーディング。
家に帰ってギターの練習をする。
この前録ったベースとドラムのテイクに合わせて、
ひたすら自分で作った
ギターのフレーズを
一つ一つ潰すように練習していく。
いつも通りの毎日。
今はただやれることをただやる。

ただギターを弾きながら
ずっと思ってたんだけど、
さよならだけが本当に人生なんだったら、
俺は人生なんか大嫌いだ。

| - | 17:10 | comments(4) | trackbacks(0) |
コメント
久しぶりのブログで泣かすなよ…
| ママ | 2019/04/30 7:29 PM |
2008年11月22日のブログの最後に素敵な言葉を残しているね、キミは。10年以上前。予言者か?w


新しいアルバム、楽しみに待ってます

| 広島の人 | 2019/05/01 12:55 AM |
上手いことなんて言えるタチじゃないから。
迂闊にコメント出来なくて…
いっぱいいっぱい考えたよ。

でもね本当に、友哉さんのブログの復活は世界がぱぁっと明るくなるような、荒んだ毎日を送るアタシには光が降り注ぐ大切な存在なんだよ。
ボイサマってタイトルありがとね。
社長さんは、音楽の神さまみたいに名古屋に足蹴なく通わせてくれるきっかけをくださって気安くあの空間に混じらせてくれたきっかけの人。
いつも笑顔で、裏表のない優しさが顔からにじみ出てる人。
本当に感謝しています。
また、元気になったら絶対に逢いに行くよ!!!
それまで、人間として精進します&#10024;xoxo&#10024;
| y。 | 2019/05/02 12:31 AM |
友哉さんのブログ久しぶりで、というか生活環境が変わって私は読む時間もなくて遠のいて勝手に久しぶりなわけで、生活環境が変わって好きなCDも聴かなくなってしまって日々で。

あの頃は変わらない毎日を嘆き苦しんでいたのに今は気づかぬうちに変わっている日々を嘆いている
と、
こんな こむずかしいことを思ったり書いてしまうのも久しぶり

かなしいのか さみしいのか おこっているのか、、そんな友哉さんの日記で心がすこし起こされたようです。

「さよならだけが人生だ」
アメリカで結婚して日本から離れていった友だちを思い出しました、祝う気持ちより寂しさが勝ってそっけなくさよならしてそれっきり意地をはって連絡もしないいまだに…
10代の私なら「さよならだけが人生だ」は格好いいと思った、けど今の私は(えっ、いま何十代とかいいませんけど〜)
どういう意味だろ、深い意味あんのかな、そうなのかもしれんけどそうとは言いたかないね〜とぐだぐだ考えるぐだぐだババア(あぁ最近はほんとにババア)

そんなふうにぐだぐだ考えさせてくれた、ぐだぐだコメントさせてくれた、友哉さんの音楽、明日、照らすのCD楽しみにしてます。
通販してね。
いっそのこと長崎に歌いにきてね、伴さんは来ないって言うね。
友哉さんにはいつか長崎の精霊流しをみてほしい、そして精霊流しをみた日記を読みたいです。いつか。
| ハーコ | 2019/05/05 12:43 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.asstellus.com/trackback/1632368
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE