硝子戸の中

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THE BOYS OF SUMMER 2
明日、照らす
ニューアルバムレコーディング日誌 20190414


今日はレコーディング初日のベースドラム録りでした。
今日から始まった。
今回は録音13曲を前半後半に分けて2回に分けてのレコーディング。
まずは前半戦の7曲くらい録った。
この「くらい」というのは実際はレコーディングの現場には行ったものの、
着いた頃には終わってたので
実際何曲録れたのか分からない。
「あなた」の時はリズムとベース録りの時、
一応ガイド(二人のヘッドフォンにだけ聞こえる
録り音には関係ないやつ)
としてギターも弾いていたけど、
今回は「別にどっちでもいい。」とのこと。
最初は気を使ってるのかと思って、
「感情を詰め込む為にクリック(リズム)だけじゃなく、
やっぱギターはあった方がいいよね?」
と確認したけど、
フッキー(サポートドラム)から
「無くても余裕だよ。」
と言われ、
ばんからも
「逆に友哉のギターがクリックとズレたらやりにくいから、
来なくてもいいよ。
来たかったら来たら?」
と言われた。
「おい、俺がズレる前提じゃねーか!!
そこまで言われて行く奴がいるかよ。
確かによくズレるけどな!
大体、曲弾いててズレて
「みんなどうした?」と思ってると
俺がどうかしてるけどな!」
と逆に行かなかった。
その日は前日から
「レコーディングが始まったら当分会えないだろうから。」
と滋賀の祖母の家に行っていて、
お昼過ぎるくらいに出たら、
信じられないくらい順調に進んだので、
着いた頃には終わっていた。
ブースに入ると
山口さん(studio SPLASH/レコーディングエンジニア)が
「優等生。
こんなんだと商売上がったりですよ。」
と笑っていたので、
本当に順調だったんだと思う。
片付けが終わってからは
このアルバムをどうやって出すかの話し合い。

この日記がどういう使われ方をして、
どのように公開されるか
今書いてる段階では分からないし、
ただ何となくなんかの足しになるかなくらいで書いてるので、
人の目に触れるかすら分からないけど、
今の時点で明日、照らすは所属レーベルがなくなってしまった為、
今回のアルバムはとりあえずレコーディングだけして、
そこから考えようとなっている。
あんまり楽しい話題じゃないし、
ダラダラ書くような話じゃないから割愛するけど、
アルバムを出すと決めてから
レーベルと話し合いをするにつれて、
最終的にレーベル側からアルバムは出せないと告知され、
僕たちもここからは出せないだろうなと判断した。

「でもさ、
JIMMY EAT WORLDの『BLEED AMERICAN』もレーベルがない状態で、
とりあえずレコーディングしてたからさ。」
とフッキーから言われたけど、
スケールがワールドワイド過ぎるよ。
確かにあのアルバムはレコーディングエンジニアの
マーク・トロンビーノが
所属レーベルがなくなったバンドのプリプロを聞き、
「この内容で売れないはずがないから、
レコーディング費用も出世払いでいいよ。」
と一旦は無償でレコーディングをするという男気を見せた結果、
その予想を遥かに上回る全世界で220万枚以上のセールスを記録し、
世の中にジミーイートワールドの存在を知らしめることになった。
僕もその話を知っているくらい大好きなアルバムの一枚。
そんな話をしていると
山口さんからWILCOのドキュメンタリーの話を聞いた。
『Yankee Hotel Foxtrot』のレコーディングに入る時に
制作過程を撮影してたら、
途中で所属レーベルがなくなり、
更にはメンバーが辞め、
当初はそんなつもりじゃなかったのに
そのまま撮り続けた結果、
制作過程だけじゃない
バンドのドキュメンタリーになって、
作品として販売されているらしい。
しかもそのアルバムもバンドで一番のヒット。
何それ、
レーベルが途中でなくなるの結構あるあるなの?
そしてそこからの快進撃もワンセット?

帰り際、
山口さんから
「明日、照らすならレーベルが選べるくらい見つかるよ。」
と言われ、
「だといいんすけどね。
ただ山口さん、
僕らは出世払いじゃなくても
地に足つけて活動してきたから
今払えるくらいのお金はあるんで、
安心してください。」
とだけ伝えて帰ってきた。
帰り道、
レコーディング用に新しいケーブルと
話題に出たドキュメンタリー『WILCO FLIM』をネットで買う。

WILCOに勇気をもらおう。
そして空前のヒット作をつくる方法を教えてもらおう。
ただWILCOちゃんと聞いたこと、
一度もないけどな。
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