硝子戸の中

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THE BOYS OF SUMMER 11
レコーディング日誌
20190804



ギター録り二日目。
昨日の続きと
『「さよなら」を絵に描いたようだ』
に小松君(ex オーバーテイク/ex YUKI records)がアコーディオンを入れに来てくれた。
オアシスの『シャンペンスーパーノバ』を聴いていて、
「なんかバックでプーとかパーとか鳴ってると
不思議な世界観が出ていいな。」
と思い立ち、
まほろばローリング楽団でアコーディオンを弾いていた
小松君に入れてもらおうと思った。
話早いし、
言ったことやってくれそうだし。
そもそもなんで今更
オアシスを聴いていたかというと
レコーディングを始めたくらいに
「景気付けに!」
と鈴木あいりのサイン会にこっそり1人で行ったことがあって、
なぜか撮影会の時に会場でずっと
オアシスの『モーニンググローリー』が流れてて、
「え?オアシス?このタイミングで?
これは何かのお告げか?」
と思ったことが大きい。
並んでる間、
「オアシス好きなんですか?」
「オアシスだったら何の曲が好きですか?」
と聞こう、聞こうと思って、
小さく声に出して練習したけど、
実際本人を目の前にしたら、
「オオオ、お体に気をつけて頑張って下さい。」
としか言えなかった。
自分でもいい歳して相変わらず何やってんだよと思うよ。
アコーディオンを入れていたけど
そこまでなんかイメージとぱちっとハマってる感じがなくて、
「どうしようかなあ。」
と思ってると
若杉さん(レコーディングエンジニア/YOSHIDA SOUND LAB
)が
「なんかこれなら昨日言ってたみたいな
ゲームっぽい音出せるよ。」
とCASIOの古いシンセサイザーを出してきてくれた。
僕が昨日、
「この曲はスーファミの『MOTHER2』みたいな音楽を人力で作りたい。」
と言っていたのを思い出したらしい。
「鈴木あいりがオアシス好きなのか?
じゃあ一曲くらいオアシスに近づけたい。」
というアーティスト性のかけらもない発想で
若干ブレてたけど、
元々はそうだった。
結局、とてつもなくいい音が出て、
イメージにバチっとハマったから良かった。
若杉さんとも割としっかりと話して、
曲毎でイメージの共有ができてたから、
良かったんだと思う。

一通りレコーディングも終わり、
何となく若杉さんが
レコーディングエンジニアとして
独立してやり出した経緯とか、
そんな話をしていて、
聴けば聴くほど
僕にはできないなと思っていた。
バンドマンから音楽の業界で働き出した人を
本当に純粋に尊敬してる。
音楽が好きだからこそ仕事にできないというか、
自分の我が出て、
好みが出そうな気がするから、
多分フラットには全てを見ることができないと思う。
例えばライブハウスで働くのもそうだけど、
このバンドはあんまり好きじゃないと思っても
「今日もとても良かったですよ。」ニッコリ
としか絶対に言えない。
結構それってストレスだと思う。
好きだから仕事にしたい人と
好きだから仕事にできない人と
僕は2パターンあると思う。
僕は後者。
音楽の前ではいつまでもただのリスナーでいたい。
段々僕らの世代にも音楽の会社で働いたり、
音楽の制作現場で働いたり、
こうやってレコーディングエンジニアだったり、
そんな人たちが増えてきた。
AV女優のサイン会に行って、
音楽的影響を受けて帰ってるほど
バカな僕が言うことではないけど、
そういうバンドマン達を心から応援してる。
そっち側からも
僕らの世代の爪痕を残してくれ
と純粋に応援してる。
あといつかツテを作って、
鈴木あいりに会わせてくれ。
と密かに願っている。



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